アメリカのリフレクティックス社が持つ「優れた反射技術」は、超高熱環境で使用する宇宙船及び宇宙服の反射絶縁材料として宇宙産業に採用されました。 以来、様々な技術を駆使し、進化し現在あるシンプル構造体のリフレクティックスが完成しました。
リフレクティックスの特徴
遮熱とは
太陽から来る熱線により、物質(屋根・外壁など)が熱せられ、更に次の物体へ輻射熱を放射します。それらは室内に向けて進んでいきます。この輻射熱を室内へ入らないようにすることが遮熱です。知人から、「真夏の事務所は暑く、エアコンが3台フル稼働ですが、それでも冷えません。」 このような話をよく聞きます。このような時、分厚い断熱材で対応しようと考えますが、 断熱材は「熱伝播遅行型熱吸収素材」と云い、「反射率は10%」と低く、「ゆっくりと熱を伝える性能」と「熱を吸収」してしまう素材なのです。夜間外気が冷えても断熱材からはゆっくりと熱が放射され熱帯夜に拍車をかけ続けます。リフレクティックスの厚さはわずか8mm。2枚の高純度アルミホイルのあいだに、3枚のポリエチレン、2枚のバブルポリエチレンシートを挟んだ7層構造で、これらを最先端のプラズマ方式により接着させることで接着剤を一切使用しないシンプル構造の遮熱材を実現しました。
省エネ効果
リフレクティックスは夏の暑さを反射し、冬は外からの冷気を防ぎ、室内の暖まった温度を逃がしにくくします。そして、湿気や蒸気を遮断し、結露が発生しないので、カビ対策にも効果的です。それにより、省エネでランニングコストの削減が可能となりました。
施工効果事例
【事例1:工場】 |
【事例2:倉庫(冷凍・定温倉庫)】 |
【事例3:店舗・施設】 同規模の店舗と比べ、 毎月平均50万円の光熱費削減! 詳しくはこちら |
【事例4:住宅】 45坪の住宅を5kwのエアコン1台で快適に 詳しくはこちら |
結露対策
日本原子力研究機構 むつ事務所様の遮熱施工で実証
リフレクティックスの遮熱施工による結露カビ対策は、日本原子力研究機構様から提案依頼を受け、即採用となりました。冬氷点下16℃、室内30℃という温度差46℃の厳しい環境でありながら、この遮熱工事以来、結露はピタリと止まりました。この結果、リフレクティックスの遮熱施工は、全国の食品の定温室や冷凍倉庫、寒冷地における結露カビ対策の有用性を示唆しています。
工法について
1. 耐火構造認定・高省エネ工法(ECO遮熱ルーフ) リフレクティックスは、高い遮熱効果を生み出し、更に30分耐火構造認定も取得した新しい 工法です。新築にも改修にも最適な工法です。リフレクティックスの持つ省エネ効果を最大限 に発揮します。 |
2. カバー工法 スレートの工場など、屋根の上にリフレクティックスを設置し、その上に金属屋根材を施工する 方法です。折板や横葺き、瓦棒などの幅広い屋根材で施工可能です。 |
3. 内貼り工法 建物の内側からリフレクティックスを施工し、内壁、天井を貼る工法です。 様々な店舗等で活用されています。 |
4. システム吊工法 ●工場、倉庫、店舗・施設 折板屋根から吊ボルトを使い、リフレクティックスを貼ります。
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